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ウェブサイト制作の新しい運用・構築方法である「グロース・ドリブン・デザイン」とは?

2015年11月19日

What-is-Growth-Driven-Design.png

今回は、世界中で話題のグロース・ドリブン・デザイン(成長を追求するデザイン)をご紹介します。この記事は、普段からお付き合いのあるWeb Canopy StudioJONH AIKINのブログ記事「The Difference Between Growth Driven Design and Traditional Websites」を翻訳させていただきました。

ウェブ制作業界の最新の流行として、世界中で多くの企業が取り組み、勢いを見せるグロースドリブンデザイン。とはいっても、日本ではまだまだ知られていないのが現実です。
グロース・ドリブン・デザイン(Growth-Driven Design)とは、ウェブサイト制作についての新しい考え方です。では、グロース・ドリブン・デザインの考えと従来のウェブサイトの違いは何でしょうか?

そして、グロース・ドリブン・デザインが魅力的だと支持されているその理由とは何でしょうか?

新たなウェブサイト・プロジェクト

グロース・ドリブン・デザインと従来のウェブサイトの違いを説明するために、たとえば、職場で新たな取り組みとして、ウェブサイトをリニューアルすることになったとします。ウェブサイト制作をお願いするパートナー企業を探す必要があり、あなたは企業についてリサーチをするという重要な業務を任されたとしましょう 。

お分かりの通り、「強力な」ウェブサイトの再構築は企業の強みとなります。 (それまでは利益が低く、かつかつで、危機的状況にハッピーエンドを祈っていたことでしょう)

あなたはSEOやコンテンツマーケティングにおける有力な企業を全て深く調査し、ソーシャルメディア、eメール、PPC、キーワード、さらには、現在の市場をにぎわす他の全てのバズワードと結びつけます。
その後リサーチを続けると、あるパターンが発生していることに気付きます。
全くことなる企業が同じ手法で同じツールを用いて、全く同じサービスを受け、最終的には全く同じ結果を得るということです。さらに、制作を依頼しようとしている制作会社は、お客様に単に違った言い方をして、違った価格を付けているだけだ、ということにも違和感を感じました。

このような状況から、従来のウェブサイト制作方法を見直す必要があると気付き、グロース・ドリブン・デザインに目をつけたあなたは、一歩先を行っているでしょう。なぜなら、自分の意思がコストに集約され、どれくらいその企業とコストを信頼できるか、また、どれくらいまで費用を抑えられるかを理解しているからです。

先ほどの例に戻りますが、次のステップとしてあなたは他社より15万円安い、無謀な提案をするFastWebsiteCo Inc社との提携を、マーケティング会議で提案をすることになります。
その後、契約書にサインし、会議が開かれます。あなたの会社はその判断と同社の進む方向性によい感覚を持ちます。

その5ヶ月後: 新たなウェブサイトが公開されました。Eメール機能を使って、既存の顧客や見込み顧客にコンテンツを届けたり、会社のLinkedInのプロフィールを更新するなど、新しいこと続きで、会社にとっては興奮する一日でしょう。
しかし、開始から2週間経つと、いくつかのバグが発生します。 設計会社との連携がだんだんと不快になってきたため、明らかにあなたは少しいらいらしてきて、ワークフローに新たな障害が現れることになります。

そのような状態から、プロジェクトを帳消しにした設計会社のことが実際に気になり、別の会社に替えようと決めたのは、プロジェクト開始後のことでした。
それに加えて、プロジェクトが開始した4ヶ月前にあなたがその会社に与えたコンテンツは多少変更されています。

あなたは従来の方法でウェブサイト運用・構築を続けますか?

Web_Project.jpgあなたは企業のウェブサイトの管理アクセス権を持っていたとします。サイトを見て、変更が必要なところがかなり目に入りますが、しかし、変更点を変更したからといってパフォーマンスが向上すると100%の確信は持てません。そして、ウェブサイトをいじることで、既存のページを壊したくはないはずです。したがって、結局は「何もしない」という状態を1~2年続けてしまうのが従来のウェブサイト構築方法です。

簡単に言うと - これは良いシナリオではありません。制作会社とあなたのどちらも混乱してしまい、さらには上司や会社のチーム全体に混乱を引き起こしてしまいます。

ウェブデザインにおけるスマートな成長

ドリブンデザインとは スマートな成長型ウェブサイトを意味します。賢いウェブ開発者はこれを理解しているだけでなく、有効活用します。ウェブサイトの構築には多くの役割を担う要素がありますが、多くの人がそれを考慮していません。

リリース前のコンテンツは、もしかすると適切ではない可能性があり、プラットフォームやプラグインは、ウェブサイト運営を行うにあたり、目的とセキュリティに合わせ、定期的に更新する必要があります。あなたの設計したウェブサイトは、あなたの予想によって作られたものであり、実際にウェブサイトに訪れる人の行動の分析をもとに作られたものではありません。したがって、あなたがウェブサイトやオウンドメディアを使って効果的に見込み顧客の獲得を行いたい場合、最高のパフォーマンスが出るとは言い難いでしょう。

グロース・ドリブン・デザインの考え方

GDD-Logo-Icon.pngウェブサイトの設計の初期段階から熱心にかかわるあなたは、ウェブサイトの長期的な効果を望んでいるとは言うまでもありません。しかし、6ヶ月かけて作りあげたボリュームのあるウェブサイト上で実際の訪問客がどのように活用してくれるのか、または訪問客とよいウェブサイト交流ができるのか、予測することは不可能です。では、このようなリスクの高い方法を用いるのではなく、毎月のウェブサイトのパフォーマンスに合わせてページの追加や改善を行うという方法を考えてみてはいかがでしょうか。

グロース・ドリブン・デザインの考えはまさに、ウェブサイト上で交流のある訪問客との関わり方に合わせ、ウェブサイトを改善していく、つまり成長型のウェブサイト運用法です。Tweet this

グロース・ドリブン・デザインの開始時は、まずはウェブサイトの中核となるページを作成します。 実際には、契約を結んでから、2~4週間以内には、それらの大事なページを仕上げるとよいでしょう。

そして、次に必要なページを考える際には、以下の質問を参考にしてみてください。
・サイト内で訪問者のコンバージョンを促す役割を担う必須のものとは何でしょうか?
・あなたの見込み客がほしがるコンテンツは何でしょうか?
・訪問者が解決したい問題は何でしょうか?
・訪問者を満足させるにはどうしたらよいでしょうか?

グロース・ドリブン・デザインの考えでは、グロース・ドリブン・デザインに取り組むことが決まり次第、すぐに中核となるウェブサイトを構築することで、ウェブサイトの方向性を考える軸となるものを決めることを目指しています。
確かに、完璧でないウェブサイトを使うなんて、多少おかしく聞こえてしまうでしょう。しかし、はじめに小規模なサイトを作成することで、その後、最も重要なことのみに集中して取り組むことが可能になります。そしてその後のウェブサイトパフォーマンスが向上することが目に見えるでしょう。

growth-driven-design-plan-develope-learn-transfer.pngこれによりあなたは訪問者がサイトのどの点に興味をもったか、また公開した情報に対してどのような反応があったのかを見ることができます。
そのようにして、訪問者の動きを見ながらウェブサイトを改善することで、とても優れたコンバージョンパスや成長戦略を構築することができます。

これは、グロース・ドリブン・デザインと従来のウェブサイトの違いの、純粋に驚きでしかない実例です。

従来の方法では、3~6ヶ月のように長期間かけて1つのサイトを作成することを重視して、そのサイトがよいパフォーマンスがでることを願うしかありませんでした。
その努力が結果につながるかどうかに関係なく、設計を行ったデザイナーや構築者は、きちんと賃金をもらえるので、困ったことはないでしょう。

グロース・ドリブン・デザインは、ウェブサイトの効果の面で「意味のある」Webサイトの構築を重視します。Tweet this

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